OUTLINE
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近年、湘南東部医療圏における看護師不足は、市民の安全・安心な生活環境を確保する点で大きな課題とされています。
そこで藤沢市医師会を母体とする湘南看護専門学校は、湘南東部の地域医療に貢献する新しいスタイルの看護専門学校として生まれ変わりました。
新しい湘南看護専門学校は藤沢市医師会が茅ヶ崎 医師会や藤沢市・茅ヶ崎市・寒川町と連携・協力して支援を受けながら、地域に根ざし、地域医療に貢献することのできる看護師の養成を行います。
新校舎は「辻堂」駅からバスで約10分、閑静な住宅地の一角にあります。
本校は密度の濃い教育を行うために1学年40人編成。ヒューマンケアを中心とした「看護実践力」、「チームワーク力」、「自己研鑽能力」を身につけることを使命としています。
また、本校の特性は、学校に卒後研修機関を設けることです。3年間の看護基礎教育では臨床での実践能力を習得するには難しい面もあり、卒後教育システムと連動することでより看護力の向上を図ります。
看護師としての専門性を自覚し、地域の医療・看護のニーズに応じた看護師を育成していきます。
学科名 | 看護学科 |
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課程 | 3年課程(全日制) |
入学定員 | 40名 |
卒業後の資格 |
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本校は、昭和43年4月、藤沢市医師会により准看護師養成所として設立以来長きにわたり湘南の地に看護師育成の光を灯し、時代の要求の変化から正看護師進学コースも併設し、平成24年3月に一旦閉校するまでに正看護師1,162名、准看護師1,548名を輩出し地域医療に貢献してまいりました。
その翌年の平成25年4月、再び藤沢市医師会(公益社団法人)により湘南ライフタウンの地に新たに3年制の湘南看護専門学校として設立され現在に至ります。
旧校は藤沢市内の医療機関に就職する卒業生がそう多くはなかったのですが、新校では卒業生が藤沢市を含む湘南東部医療圏で看護の仕事に従事しやすい環境づくりとして、湘南ナース総合支援センターを併設し、地域で育み、地域で成長できる「湘南ナース」というサポート体制を整備しました。
「湘南ナース」とは本校の卒業生と湘南東部医療圏の医療機関に就職した他校の卒業生も含めた新卒看護師が集り(毎年約数十名)3年間の合同研修を受けた後、正に「湘南ナース」(登録商標)となって湘南の地に長く誇りを持って看護の力で羽ばたいて貰えるよう当医師会と様々な地域医療機関が支援しています。
令和6年3月までの9年間で当校から276名の看護師が誕生しましたが、約7割の方が藤沢市内の病院・クリニック・訪問看護ステーションに就職され、茅ヶ崎市と寒川町を含めた湘南東部医療圏には93%の看護師が巣立ちました。さらに令和6年3月までの6年間では244名の湘南ナースが称号を受け168名が湘南の地で継続して活躍しています。
是非、50数年の歴史ある湘南看護専門学校で学び、湘南ナースを目指し、ともに地域医療へ貢献しませんか?
藤沢市医師会
湘南看護専門学校担当理事・教務統括監赤見 恵司
当校では自己改革、教育の質の向上を目指すことを目的に、学校関係者評価、自己点検・自己評価を行っています。